001-009517
引用文の前に署名が配置されているHTMLメールを、「メールの送信確認」画面を表示せずに返信または転送すると、text/plainパートにHTMLタグが挿入される。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- メール
- 再現バージョン
-
- 3.7.0
- 3.7.1
- 3.7.2
- 3.7.3
- 3.7.4
- 3.7.5
- 4.0.0
- 4.0.1
- 4.0.2
- 4.0.3
- 4.2.0
- 4.2.1
- 4.2.2
- 改修バージョン
- 4.2.3
- 公開日
- 2016-07-19
- 更新日
- 2016-08-26
詳細
【発生条件】
次の条件をすべて満たす場合に発生します。
- メールを返信、全員に返信または転送する際、引用文の前に署名を追加する。
- メールを返信、全員に返信または転送する際、書式編集を使用する。
- 送信前に確認画面を表示しない設定にする。
【準備】
- ユーザーを追加します。
例:
- ユーザー1
- ユーザー2
- ユーザー1、ユーザー2に、メールアカウントを設定します。
例:
- ユーザー1:user1@xxxxx.co.jp
- ユーザー2:user2@xxxxx.co.jp
- ユーザー2の(個人設定画面)「メール > 署名の設定 > 署名の登録」画面で、署名を登録します。
例:
------------------------------
名称:署名1
署名の位置:引用文の前
内容:内容1
------------------------------ - ユーザー2の(個人設定画面)「メール > 一般設定」画面で、次の設定を行います。
- 送信前の確認:「送信前に確認画面を表示する」のチェックボックスの選択を外す
- 送信前の確認:「送信前に確認画面を表示する」のチェックボックスの選択を外す
- ユーザー1で、ユーザー2にメールを送信します。
例:
------------------------------
標題:メール1
本文:本文1
------------------------------ - ユーザー2で、メール1を受信します。
【再現手順】
- ユーザー2でアプリケーション画面にログインし、[メール] > [受信箱] > [メール1] > [返信]の順にクリックします。
- メール本文で「書式編集」を選択します。
- 署名のドロップダウンリストで「署名1」を選択し、[送信する]をクリックします。
例:
------------------------------
標題:Re: メール1
署名:署名1
------------------------------ - ユーザー1でアプリケーション画面にログインし、[メール] > [受信]の順にクリックします。
- [メール] > [受信箱] > [Re: メール1]の順にクリックします。
- [オプション] > [ソースの表示]の順にクリックします。
- 表示された「source.txt」ファイルをダウンロードし、テキストエディタ等で確認します。
→現象発生:
text/plainパートにHTMLタグが挿入されます。
例:
------------------------------
--=_cb_cbgrn_0_123456_123456789
Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP
Content-Transfer-Encoding: 7bit
<div>内容1</div>
<div>----- Original Message -----</div>
<div>Subject: メール1</div>
<div>Date: Mon, 01 Aug 2016 09:00:00 +0900</div>
<div>From: "ユーザー1"<user1@xxxxx.co.jp></div>
<div>To: "ユーザー2"<user2@xxxxx.co.jp></div>
<div>ユーザー1 wrote:</div>
<div>> 本文1</div>
--=_cb_cbgrn_0_123456_123456789
------------------------------
補足:
- 全員に返信、または転送した場合も、同様の現象が発生します。
回避/対応方法
【回避方法】
次のバージョンの製品で本現象を改修しています。バージョンアップを検討してください。
- バージョン 4.2.3のガルーン
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【更新履歴】
2016/08/05 タイトルを更新しました。