001-004242
バージョンアップした後、削除したユーザーを復旧してパスワードを変更すると、エラーが発生する場合がある。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- システム設定
- ユーザー
- 再現バージョン
-
- 3.0.0
- 3.0.1
- 改修バージョン
- 公開日
- 2011-05-18
- 更新日
- 2023-09-21
詳細
【準備】
- バージョン 2.x.xのガルーンをインストールします。
- システム管理画面で、[基本システムの管理] > [ユーザー] > [組織/ユーザーの設定] > [ユーザーを追加する]の順にクリックして、ユーザー1を追加します。
【再現手順】
- バージョン 2.x.xのガルーンをバージョン 3.0.0または、バージョン 3.0.1のガルーンにバージョンアップします。
- システム管理画面で、[基本システムの管理] > [ユーザー] > [組織/ユーザーの設定]の順にクリックします。
- 準備で追加したユーザー1を選択し、削除します。
- システム管理画面で、[基本システムの管理] > [ユーザー] > [ユーザーデータの削除時間の設定]の順にクリックします。
- 準備で追加したユーザー1のデータを選択し、削除します。
補足:
- ユーザーデータの削除はアクセスの少ない時間帯に行ってください。
- 手順5の実行後、エラーが発生して、データの削除に失敗します。
関連する不具合については、弊社Webサイトを参照してください。
「ガルーン 2をガルーン 3にバージョンアップした場合、ガルーン上でユーザーを削除すると、データベースにユーザーデータが残ってしまう。」
https://kb.cybozu.support/article/29606/
- 「ユーザーデータの削除時間の設定」画面で、ユーザー1のデータを復旧します。
- システム管理画面で、[基本システムの管理] > [ユーザー] > [組織/ユーザーの設定]の順にクリックします。
- ユーザー1の「ユーザー情報」の[変更]をクリックします。
- 「ユーザー情報の変更」画面で、パスワードを変更し、[変更する]をクリックします。
→現象発生:
次のエラーが表示されます。
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Fatal error:
Call to a member function on a non-object in
/var/www/cgi-bin/cbgrn/code/include/grn/uum.csp on line 2451
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補足:
- お使いの環境によって、上記の【再現手順】を行っても現象が発生しない場合があります。
- バージョン 2.x.xのガルーンからバージョン 3.0.2以降のガルーンへ直接バージョンアップした場合は本現象は発生しません。
- バージョン 3.0.0及び 3.0.1のガルーンでデータの削除に失敗してエラーが発生したユーザーでは、バージョン 3.0.2以降のガルーンにバージョンアップしても現象は改善されません。
- 次の画面でも同じ現象が発生します。
- 個人設定の「パスワードの変更」画面
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次の環境で現象が発生することを確認しています。実行例を参考にしてください。
実行例
サーバーマシン
- Red Hat Enterprise Linux 5 64bit
実行バージョン
- バージョン 2.5.4からバージョン 3.0.0のガルーンへバージョンアップします。
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回避/対応方法
本現象に対する有効な回避方法や対応方法はありません。
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【更新履歴】
2023/09/21 再現バージョンを更新しました。